- 金曜日の説教に傾聴することの義務。それが義務であることについて、学者間の意見は一致している。
- 説教の最中に話すことの禁止。たとえそれが悪を禁じ、挨拶を返し、くしゃみをした者に対して祈るためのものであっても、人に話しかける行為は全て、その場に相応しくはない。
- イマームに話しかける者、またはイマームに話しかけられる者は、例外視される。
- ある種の学者らは、距離の遠さゆえに説教者の言う事が聞こえない者は、ただ何もせずにいるのではなく、(クルアーンなどを)読んだり、ズィクル(アッラーの唱念)をしたりしているべきだとする。
- 一方、聴覚障害者については、何かを読むにしても声には出さず、周囲の人の気を逸らさないようにする。
- 金曜日の説教中に話す者の報いは、金曜日の徳を禁じられること。
- 2つの説教の間に話すことの合法性。
- イマームが説教している時に預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)が言及されたら、静かに祝福と平安を祈るようにする。それは例えば、説教中のハディースの引用で起こり得ることである。また、祈りの言葉に対する「アーミーン」という言葉も同様である。