- 礼拝の際、7つの骨をつけてサジダ(平伏礼)することの義務。命令は義務だというのが基本だからである。
- 鼻をつけずに額だけ、または額をつけずに鼻だけでサジダするのでは、サジダしたことにならない。預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は額を言及した際、鼻を指さしたからである。
- サジダの際、これらの部位を完全につけることの義務。一部だけでは十分ではない。額に関しては、可能なだけの部位を地面につけるだけでよい。
- ハディースの表面的理解によれば、これらの部位を露出する必要はない。これらのサジダの部位は、特に露出しなくてもそれらの名称で描写することが可能だからである。両膝についてはそれがアウラ(露わにすべきではない身体部位)の露出につながるため、その露出が義務ではないことに見解の相違はない。両足についても、同様である。礼拝の際に靴下を履いた状態で行うことは、許されている。
- 礼拝中に衣服を押さえることは、忌避される。
- 髪の毛を縛ったり、後頭部に結わえたりすることは、礼拝のためであれ、礼拝前にそれ以外の意味でそのようにし、必要性もなくしてその状態のまま礼拝する場合であれ、忌避されることである。