- 家畜がその耐久性を有するならば、それに同乗することの合法性。
- 教える者が知識を請う者に対し、好奇心と関心を刺激するため、教える前に「自分はあなたに・・・を伝えたい」と述べること。
- 年少者に対する、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のやさしさ。「少年よ、あなたにいくつかの言葉を教えよう」という言葉にそれが表れている。
- イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)の徳。年少であるにも関わらず、預言者は彼をこのアドバイスに相応しい者であると見なした。
- 報いは行いと同種のものとなる場合もある。
- アッラーに依拠し、かれ以外のものを排除して、かれのみに物事を委ねること。アッラーこそは最善の委任者である。
- 全ての被造物の無能性と、アッラーに対する欠乏的状態。
- この世は災難が付き物であり、それゆえに忍耐が必要であることへの示唆。
- 定命を喜んで受け入れること。
- アッラーを蔑ろにする、つまりその宗教を蔑ろにする者に対しては、アッラーもその者を蔑ろにされ、お守り下さらない。
- アッラーに守られた者は導かれ、よいものを教示される。
- 逆境に陥った時には順境を待てとの、人間に対する偉大なる吉報。
- 僕に災難が降りかかった時、愛する者を失った時の慰め。「そして知るのだ。あなたに起こらなかったことは、そもそもあなたに起こることにはなっていなかったことを。そしてあなたに起こったことは、そもそもあなたが免れることにはなっていなかったということを」という言葉から、その意味をくみ取ることが可能である。つまり前半部分は災難が降りかかった時の慰安、後半部分は愛する者を失った時の慰安である。