- 誠実さの命令。
- 宗教における誠実さの位の偉大さ。それゆえに誠実さが宗教と呼ばれているのである。
- 宗教は言葉や行いも包含する。
- 知識ある者は、聞く者の理解を深めるため、向こうから説明を求めて来るまで、説明を途中で中断することも出来る。そうすることで聞く者に、もっと聞きたいという気持ちを起こさせ、直接語るよりも相手の心に強く訴えかけることが出来るようにするためである。
- アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)の教育法の秀逸さ。彼は物事をまず大まかに述べ、それから説明を加えた。
- 教友たち(彼らにアッラーのご満悦あれ)の知識に対する熱心さ。彼らは説明が必要とあれば、そのことについて質問せずには済まさなかった。
- 優先順位の高い順に進めること。預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は誠実さについて、まずアッラーから始め、それから啓典、使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)、ムスリムの指導者たち、一般人たち、と順序付けて説明していった。
- 重要性と理解の強調のため、言葉を繰り返すこと。アフマドの伝承の中では、「宗教とは誠実さである」という言葉が3回繰り返されている。
- 誠実さは、全ての存在に向けられるべきことであること。