- アッラーの教えの伝達の義務。人はそれらの内、自分が覚え理解したものを、たとえ僅かなものであったとしても、伝えなければならない。
- 知識を探求する義務。それは、アッラーの教えを伝達できるようになるためである。なお、これは集団義務であり、一部のムスリムがそれを実行すれば、残りのムスリムの義務は免じられる。もし誰も実行しなければ、ムスリム全体が罪を犯したことになる。
- 教訓と戒めを得るために、イスラーイールの民に起こったことを話すことの合法性。ただし、それが嘘であることが確証した話ではないこと、確実なもので、イスラームの教えと一致することを精査することが条件となる。
- アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)に対して嘘を捏造することの禁止。それは大罪である。
- 言葉に対する正直さと、話をする際の慎重さの推奨。それは嘘をつかないため、特にアッラーの教えに関することで嘘をつかないためである。そしてそのためには正しく精緻な知識が必要となる。